
「歯並びを整えたいけど、高いから親に申し訳ない」
「バイト代で矯正治療ってできるの?」
そんなふうに考える学生さん、実は意外と多いのです。
矯正治療は自由診療のため高額ですが、分割払いの仕組みや選び方の工夫で、学生でも始められるケースがあります。
この記事では、大学生や高校生が自分で矯正を受けるために知っておきたい費用・支払い方法・注意点について、わかりやすくまとめました。
目次
■学生でも矯正治療はできるの?
結論から言うと、18歳以上の大学生であれば、親に頼らず矯正治療を受けることは可能です。ただし、以下のような現実的なハードルがあることも事前に知っておきましょう。
■高校生のうちは難しい?年齢による制限
高校生(18歳未満)の場合、以下のような理由から完全に自腹での矯正治療は難しい場合が多いです。
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クレジットカードが作れない
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医療ローンの契約に保護者の同意が必要
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未成年が単独で高額契約を結ぶには制限がある
そのため、高校生での自費で矯正治療を行うことは、原則として親の同意・支払い協力が必須と考えておくとよいでしょう。
■大学生なら「分割払い」で自力矯正も視野に
一方で、18歳以上の大学生であれば、医療ローンやクレジットカードでの分割払いが可能になります。矯正治療は一括で50万円〜100万円程度の費用がかかることもありますが、月々1万円〜2万円程度の分割払いに対応しているクリニックも多くあります。
よくある分割方法
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クレジットカード(分割・リボ払い)
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医療ローン(提携信販会社による)
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デンタルローン(歯科専用ローン)
バイト代の範囲で支払い計画を立てられるので、自己負担で矯正治療を行うことは可能になります。
■料金だけで選ぶのは危険?注意点とは
学生だと、どうしても費用を抑えたくなりますよね。しかし、極端に安い矯正プランには注意が必要です。
たとえば…
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片顎だけの部分矯正で見た目は整っても噛み合わせが悪化
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診断が不十分で後戻りやトラブルが起きやすい
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実は追加費用がかかる「安く見せる」プランだった…など
初診時にしっかりカウンセリングを受けて、治療内容や総額・追加費用の有無を確認しておくことが大切です。
■学生でも始められる矯正治療の選び方
学生が矯正治療を始める際には、以下のポイントを押さえておくと安心です。
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総額と分割回数を事前に確認
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医療費控除の対象になるかチェック(バイト収入でも可能性あり)
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途中解約や保証内容についても要確認
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無理のない月額で支払えるか冷静に試算
「見た目をよくしたい」という気持ちはとても大切ですが、信頼できる歯科医院を選ぶことが、後悔しない矯正の第一歩になります。
【“自分で矯正したい”気持ち、応援します】
親に頼らず、自分の力で矯正治療を受けたい。その前向きな気持ちは、きっと将来の自信につながるはずです。
大学生であれば、分割払いという選択肢を活用して、月々に支払える料金で矯正治療をスタートさせることは可能です。まずはカウンセリングを受けて、自分に合った治療と支払い方法を探してみましょう。

