
マウスピース矯正(インビザラインなど)を始めたばかりの方が悩みやすいのが、「正しくはめられているかわからない」「浮いている気がする」といった不安。
実は、マウスピース矯正では装着方法が間違っていると、歯が予定通りに動かず、治療に遅れが出る可能性もあるのです。
この記事では、インビザラインをはじめとするマウスピース矯正での正しい付け方と、浮きを防ぐ装着のコツをわかりやすく解説します。
目次
■インビザラインの正しい付け方
◎奥歯からはめて、全体にフィットさせる
マウスピースは、奥歯から前歯方向に向かってはめ込むのが基本です。順番を間違えると、全体が浮いてしまう原因になります。
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左右の奥歯にしっかり押し当てる
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その後、前歯を軽く押して全体を密着させる
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鏡で浮いている箇所がないか確認する
急いで装着したり、片側だけから無理にはめたりすると、破損や変形の原因にもなります。
◎チューイーを活用して「圧着」
インビザラインでは、装着後にチューイー(噛みしめ用のシリコンスティック)を使うのが推奨されています。
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新しいマウスピース交換時は特に大切
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1回5分程度、前歯から奥歯まで順にしっかり噛む
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毎日チューイーを使う習慣をつけることで浮きを防止できる
歯にきちんとフィットしていないと、適切に矯正力がかからず、治療計画通りに歯が動かないことがあります。チューイーは手軽で効果的な対策のひとつです。
■インビザラインが浮く原因とリスク
◎装着不良の主な原因
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装着時間(1日20~22時間)が不足している
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チューイーなどを使ってしっかりとマウスピースを装着していない
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アタッチメントの接着が甘くなっている
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マウスピースの変形(熱や保管方法の問題)
インビザラインには、歯の表面に小さな突起(アタッチメント)を付けることがあります。ここにしっかりマウスピースが引っかかっていないと、うまく動かせず浮いてしまうことがあります。
◎マウスピースの浮きを放置するとどうなる?
マウスピースが浮いた状態で過ごしていると…以下のようなリスクがあります。
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予定通りに歯が動かないことがある
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マウスピース(アライナー)の再作成が必要になる場合がある
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治療期間が延びる可能性がある
早めに気づいて対処することで、スムーズな治療につながります。
■マウスピースを浮かせないための装着のコツ
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装着時は奥歯から順にマウスピースをはめる
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毎回チューイーで全体を圧着する
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1日20時間以上の装着を守る
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マウスピースは専用ケースで保管し変形を防ぐ
こういったルールを習慣づけることが大切です。それでもフィット感に違和感がある場合は、無理に使い続けず、早めに歯科医院へ相談するのが安心です。
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【マウスピース矯正では「装着の仕方」が治療のカギ】
マウスピース矯正では、「正しい装着」が治療成功の鍵になります。チューイーの活用や装着時の順番など、日々の小さな習慣が、スムーズな歯の動きを支えています。
「浮いているかも…」と不安なときは、早めにかかりつけの歯科医院に確認してみましょう。正しい知識と行動で、理想の歯並びに一歩ずつ近づけます。

