子どものお口の筋肉を鍛えるMFTトレーニング(口腔筋機能療法)のやり方|名古屋市千種区の矯正歯科|茶屋が坂矯正歯科

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子どものお口の筋肉を鍛えるMFTトレーニング(口腔筋機能療法)のやり方

子どものお口の筋肉を鍛えるMFTトレーニング(口腔筋機能療法)のやり方

■お子さまの口周りの癖、MFTトレーニングで整えませんか?


お子さまの口呼吸や舌の癖、つい見過ごしていませんか?


MFT(口腔筋機能療法)は、お口周りの筋肉を正しく使えるよう導くトレーニングです。名古屋市で矯正治療を行う当院が、子どもでも楽しく取り組めるMFTのやり方と、続けるうえでの注意点をわかりやすくお伝えします。


この記事の要点まとめ


  • MFTは舌・唇・頬の筋肉を正しく使うためのトレーニングで、5〜6歳頃から始められます
  • スポットポジション・ポッピング・あいうべ体操など、自宅で取り組める具体的な方法があります
  • 自己流ではなく歯科医院で正しいやり方の指導を受け、毎日の習慣として続けることが大切です

■子どもにおすすめのMFTトレーニングの具体的なやり方

■子どもにおすすめのMFTトレーニングの具体的なやり方

MFT(口腔筋機能療法)では、舌・唇・頬の筋肉を正しく使うためのトレーニングを組み合わせて進めます。ここでは、お子さまでも取り組みやすい代表的な3つの方法をご紹介します。


MFTの基本や矯正治療との関係については、こちらの記事でも詳しく解説しています。


◎舌の正しい位置を覚える「スポットポジション」トレーニング


まず身につけたいのが、舌の定位置=「スポット」の感覚です。上の前歯の少し後ろにある歯ぐきのふくらみに、舌先を軽く触れさせた状態がスポットポジションにあたります。


やり方: 口を軽く開け、舌先をスポットに当てたまま5秒キープ。これを10回繰り返しましょう。鏡を見ながら行うと位置を確認しやすくなります。


舌が普段から低い位置(低位舌)にあると、前歯を押し続ける力が加わり、歯並びに影響を及ぼす可能性があります。スポットポジションの意識づけが、MFTの第一歩です。


◎舌の筋力を高める「ポッピング」のやり方


ポッピングは、舌全体の筋力アップを狙うトレーニングです。舌を上あごにぴったり吸い付けてから「ポンッ」と音を鳴らす動きを繰り返します。


やり方: 舌全体を上あごに密着させ、吸盤のように吸い付けましょう。そのまま口を大きく開き、舌を勢いよく離して音を出します。1セット10〜15回、1日2〜3回が目安です。


舌を持ち上げる力が高まると、飲み込むときに舌で前歯を押してしまう癖(舌突出癖)の軽減にもつながりやすくなります。


◎口周りの筋肉を鍛える「あいうべ体操」と唇のトレーニング


口をしっかり閉じる力を高めたいなら「あいうべ体操」が取り入れやすい方法です。口呼吸が気になるお子さまにも向いています。


やり方: 「あー」「いー」「うー」「べー」と、口と舌を大きく動かしながら声を出します。1セット10回、1日30回が目安です。


あわせて、ボタンに糸を通して唇でくわえ、引っ張る力に抵抗する「ボタンプル」も唇周りの筋力強化に役立ちます。お口がポカンと開きがちなお子さまには、特におすすめの方法です。


■MFTトレーニングを子どもが続けるうえで知っておきたい注意点


やり方を知っていても、正しいフォームで続けられなければ思うような変化にはつながりにくいもの。ここでは、お子さまがMFTに取り組む際に押さえておきたいポイントをまとめました。


◎自己流のトレーニングに頼らず歯科医院での指導を受ける大切さ


MFTのやり方を紹介する動画や記事は数多く見つかります。ただ、舌の位置や力の入れ方がわずかにずれていても、自分ではなかなか気づけません。


誤ったフォームのまま続けると、本来とは異なる筋肉の使い方が定着してしまうことも考えられます。当院では矯正診断ソフトなどを活用し、お子さま一人ひとりのお口の状態を精密に把握したうえで、適切なメニューを組み立てています。


正しいやり方を身につけるためにも、まずは歯科医院でのチェックを受けてみてください。


◎子どもが嫌がらずに続けるための声かけと習慣づくりのコツ


MFTトレーニングは、短期間で変化が出るものではありません。毎日コツコツ取り組むことが何より大切ですが、お子さまが飽きてしまうケースも珍しくないでしょう。


続けやすくするコツとしては、歯みがきの前後など決まったタイミングに組み込む、親子で一緒に取り組んでみる、1回のトレーニング時間を短く区切る、といった工夫が挙げられます。


「上手にできたね」とこまめに声をかけてあげるだけでも、モチベーションの維持に大きく役立ちます。名古屋市でMFTをお考えの方はは、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。


よくある質問


Q. MFTトレーニングは何歳から始められますか?

A. 指示を理解して実践できるようになる5〜6歳頃から開始できるケースが多いです。ただし、お子さまの発達状況によって異なるため、まずは歯科医院で相談してみてください。


Q. MFTトレーニングだけで歯並びは整いますか?

A. MFTはお口周りの筋肉バランスを整えるトレーニングであり、歯を直接動かす治療とは異なります。矯正治療と組み合わせることで、より安定した状態を目指しやすくなる場合があります。


Q. トレーニングはどのくらいの期間続ける必要がありますか?

A. お子さまの状態や進み具合によって異なりますが、半年から数年程度の継続が一般的です。定期的に歯科医院でチェックを受けながら進めていくことをおすすめします。


Q. 自宅でのトレーニングだけで十分ですか?

A. 毎日の自宅練習は欠かせませんが、フォームが正しいかどうかは歯科医院で定期的に確認してもらうと安心です。自己流のまま続けると誤った癖がつく可能性もあるため、専門家のチェックを受けることが大切です。


鳥井 康義

歯科医師


茶屋が坂矯正歯科

院長

鳥井 康義

▶ 監修者プロフィール

経歴
H15年 名古屋高等学校 卒業
H22年 愛知学院大学歯学部 卒業
H22年 愛知学院大学歯学部付属病院 臨床研修
H23年 愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座入局 専科専攻生
H24年 愛知学院大学大学院歯学研究科 入学 (歯科矯正学専攻)
H26年 米国UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)歯学部Ogawa Lab研究留学
H28年 愛知学院大学大学院修了 博士(歯学)取得
H28年 愛知学院大学歯学部口腔病理学講座 助教
H29年 愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座 非常勤助教
H29年 公益社団法人日本矯正歯科学会 認定医取得
H30年 名古屋ユマニテク歯科衛生専門学校 非常勤講師
R2年 愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座 講師(非常勤)
資格・所属学会
愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座 講師(非常勤)
名古屋ユマニテク歯科衛生専門学校 非常勤講師
博士(歯学)
公益社団法人日本矯正歯科学会認定医
米国University of California, Los Angeles UCLA 歯学部留学